千葉刑務所の日常②(前回の続き)

刑務所の炊事場では毎日大量の野菜をカットしています。

キャベツ110㎏・ニラ50㎏・白菜80㎏・大根90㎏・ジャガイモ160㎏!
さらにタマネギ・人参などです。
毎日朝から皮むき・ヘタ落とし・カットし、洗って、かごに入れて、
すぐに調理できるようにしています。
この季節はまだ水が冷たいので野菜洗いが大変。
手指が霜焼けとなってしまい、
看護師の時にはなかった手になります。
メニューによって野菜の大きさを変えたりしています。
一般家庭ではこんな量の処理しませんネ。

ニラ50㎏は味噌汁用ですが、正直50㎏も包丁で切っていると
いやになります。
(味噌汁にニラはいらないのでは(笑))

人参の皮むきも毎月20㎏や30㎏が2・3食分あり、
皮むきだけでも大変。

下処理班の数名でこの量を処理。
下の人はまだ遅いので、班長や別の人で手伝う。
班長は全体を見てやりますが、
どうしてもチェックできないのも出て、
菜屋からサイズが大きいなど注意・怒られ
悲しくなります。
でも皆さんが食べる物ですから、
おいしく食べてもらうために
毎日野菜処理がんばっています。

今日はここまでです。
読んでくださりありがとうございました。


つづきは次回のブログにて。
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仙台北陵クリニックで筋弛緩剤を患者の点滴に混入させたとして、無実の罪で無期懲役となっている守大助さんを支援する会のサイトです。 刑務所の生活や心境について多くの皆さんに知っていただきたく日記を公開しています。応援よろしくお願いします。